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毎年 年賀状の季節が近づくと 喪中の御はがきを頂く事が多くなってきた。
今年は 分けても 私の生涯の恩師を お送りすることになった。

私の 小学校の恩師 T先生。 終戦の翌春 小学校入学だったから全てに於いて
貧しい時代だった。5年 6年をもっていただいたが あの当時は どの先生も 
まるで24の瞳の大石先生のように 文部省のカリキュラム や 教育委員会 
PTAなどの干渉を受けずに 生徒達と先生とは まっすぐ人間として向き合っていた。
毎日毎日の宿題が 作文だった。 あのころ むちゃく先生の 山彦学校が
日本中の感動を呼んでいた時代だった。 丸暗記やつめこみではなく その日その日の
感じた事を とにかく 一行でも良いから書いてくる事。 先生は かならず 全員の
帳面に目をとおして 赤鉛筆で 色々アドバイスや 感想を 書き込んでくださる。
それが励みになって 4ページも5ページも 書く事もあった・・・・。 せんせい あんなあ
Aくんがなあ いけずするんや・・・・というような うったえかけも 先生はすべて
受け止めていらっした。 そういうときは ホームルームが開かれて  何故そんな事が
起こったのか どうしたら 御互いに許しあえるか 皆で意見をだしあった。

当時東京に出張といえば 大変な事だった。 先生が選ばれて  何かの大会に
いかれたのだと思う。 お帰りになって 教室に たらいが持ち込まれた。
バケツではこばれた水を入れて 先生のかばんから出てきたのはセルロイドの 
小さなヨットや船。 過密クラスだったから 全員への御土産にはならなかったが
ろうを船底にぬりつけて みんなで わいわい大騒ぎで 浮かべたのを覚えている。

私は 大変からだの弱い生徒だった。 体操時間も 見学を余儀なく
されるような みんなの服を番するのが役目のような。 あるとき熱が何日も
下がらず 長い欠席を続けていた。 その頃は 住宅事情がひっぱくしていて
間借りは当たり前だった。 私たちも 大工さんの家の2階に 間借りしていて
母は仕立物をしていた。 当時は もちろん健康保険などなかったから お金が
はらえなければ 病院には行けなかった。 ある午後 先生が心配して たち
寄ってくださった。 私は無論 ねたきりで お会いできなかったが 貴重な
一つのりんごと卵を三つ 置いていってくださった。 先生が御帰りになった後 母が
御座布団を片付けたら 封筒が出てきた。 なかから ペニシリンの注射をうけさせて
あげてください というメモと お金が出てきたという。  母が しばらく 部屋の
隅で泣いていたのを 覚えている。 未だいわゆる新婚時代の先生の奥様が
やはり 傘やさんの2階のまがりずまいで 御仕立物をしておられたのを 母も
知っていた。 皆貧しかったが 本当に暖かだった。

私が結婚式をあげる朝 白菊の花束を持って 先生ご夫妻が 駅へ
見送りに来てくださった。 私は その花束を持って 式場に臨んだ。
本当に 有り難い 先生ご夫妻だった。

そんな素晴らしい先生に 育てて頂いたにもかかわらず 私は別段何の
恩返しもせずじまいだった。 だが 先生のあの作文の宿題のおかげで
本を読む事 考える事 書く事は 好きな人間になったと思う。

年齢を重ねてきたせいもあるだろうが 一年一年 その年の重みを感じる気がする。
これまでの歳月 私と関わってくださった どれだけの方々に 御世話になったこと
だろう。 人生の多くの先輩 後輩、 年齢に 無論 男女にかかわらず どれだけの
方達に育てていただいただろうか。 私をえらんできてくれた子供達も含めて 
これまで、 そして今年一年 本当に ありがとう。 これからもよろしくね!
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by dmm8649 | 2007-12-31 22:30

お楽しみ

本年の笛の吹き収めをしないかと あの 頼もしい友人から 連絡が入った。
両の足でしっかり立って 十分息を蓄えて吹くというのは まだとてもかなわない
状態なので 新年に お吹き初め?の打ち合わせをすることで 電話は終わった。

何の暮れの用意も出来ない と つい御互い主婦でもあるので 彼女にぐちって
しまったが 「いけるいける それなりの御正月が来るよ」 と 励ましてくれる。
「ほこりで 死ぬゆうこともないで」と あれほどきれい好きの背の君様も 言ってくれる
のを良い事に 風にそよぐくもの巣さん 曇ったガラス窓 色々と薄汚れている台所・・・
目をしっかりつむって 年越しする事になりそう。 先ずは ストレッチ体操に励んで
かがみも しゃがみも 背伸びも 随意に出来るようになるのは 少し時間が
要りそうだけど 御正月さんには ゆっくりお越しいただけるように ぼちぼちと
片付けていこう。

お吹き初めは やっぱり 先ず越殿楽、さくらさくら変奏曲、そうや 六段もいいな・・・
春の海やってみたいな・・・・・・・。 早くも 夢がふくらみはじめる。
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by dmm8649 | 2007-12-30 14:22

頑張ったね

夜中 激しく雨が降った。 朝 気がついたら あのがんばっていた 最後の一葉は
枝先になかった。 土にかえるべく 木の根元に落ちていったのだろう。
沢山の仲間達と 再びであって 腐葉土となり 次の春の芽吹きと たわわな花盛り 
しげりあう緑の葉群 みごとな紅葉への 優しい生命の循環の御手伝いを
するのだろうな・・・・・。 ありがとう。
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by dmm8649 | 2007-12-28 22:51

愛しき生き物達 2

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自己満足の独り言だから 載せられるのだけれど この硝子戸中央の こずえに本当は可愛い鶯さんが 三羽も 今 葉っぱの陰にいるのよ! すずめさんの半分ぐらいの 目がくりくりっとしていて 本当にあの鶯色! こんな訪問者があるなんて 本当に幸せ! 立ったり  硝子戸に近づいたら 飛び立ってしまうから 食卓から息を潜めながら 急いで 携帯に収めた 私だけの鶯さん!
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by dmm8649 | 2007-12-28 18:27

専用列車・・・・・

いつもサンプル入りトランクを持って乗る 朝一番の特急列車で 今年最後の外出は
杖がお供の 病院行き。
痛みが両足にきてしまった事態を なんとか 解決しなければならないので
背の君様が 時折通っている 県庁所在地の病院を目指す。
レーザー治療とか いろいろ 新兵器の揃った病院だそうで・・・・・・。

先ず列車が 老人専用列車と化しているのに びっくり。 
学生さんも冬休みだし 病院は 今日か明日までが大方だからかも・・・・・。
車窓にもたれるようにして 独り目をつむっているのは たいてい男性の御老人。
声高に 顔見知りの人同士が 御互いの容態を告げあっているのは 女性群に多い。 
当然 今年物故された方々のうわさも出ていて 何となくしめっぽいはずなのだが 
この土地の方言の持つエネルギーと 屈託のなさが 大きな救いに思える。
私も その専用車の一員なのだと 妙に神妙な気持ちになる。

幸いな事に 内臓がどうのというのではなくて 骨の変形 老化だから  食べ物などの
配慮は余りいらないものの 昨今 気をつけているのは 体が酸化しにくい食べ物の摂取。
もちろん カルシウム ミネラル 酵素類への配慮。 食生活が洋式化したことで 本来
草食 雑穀系の 日本人体質にとっては 食生活の見直しは重大な事だと思う。
肉食でないと まるで栄養に欠けるような 戦後の長い給食制度も含めての
思い込み・・・・・ カルシウム補給といえば牛乳を飲む などと言う 単純さも含めて
365日 掛ける 三食 掛ける 戦後の 長い歳月・・・・・・ 添加物もさることながら
日本人体質の異変は 思えば怖いものがある。 

あれ? これと骨の老化と どう繋がるっけ・・・・・・?  まさに取りとめも無い独り言・・・・・・。
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by dmm8649 | 2007-12-27 18:42

早い! 早い!

明日はもう 27日! カウントダウン まで 数日!!
年々 どうしてこんなに早く 時間が過ぎるのだろう・・・・・・
毎日 精一杯物をやっているはずなのに し残した事が沢山あるような・・・・
悔やむ時間が勿体無い!! 今の心をつくせば良い ってことにしましょう! 
念を入れて生きるとは 今のこの瞬間を 心つくして生きること とおそわったが・・・・・
とにもかくにも 元気に このページをあけられる事に 感謝!!
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by dmm8649 | 2007-12-26 22:57

白光土

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十二月二十五日 添付写真
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by dmm8649 | 2007-12-26 11:16
光って何て素晴らしいんだろう! 殊に曇天の雲の裂け目から 一条の光りが射してきたり 雲の間からぽっかり お日様が顔を出したり 今日も台所のよこの 未だに名前を知らない雑木の 枝の間から おうごんの光りが射して来た。わあっと思ったまんま 暫く見取れていた。 ふと横を見ると あの向こう岸の 一面のすすきが原が 白光土そのもの・・・この 何とも美しく 平和な風景に 出会わせて頂いたことに ただただ 感謝有るのみ・・・・だが 私の一双の眼が映した風景と 携帯カメラアイが映した風景と 何と言う差だろう・・・光りが輝き出していない。残念だなぁー・・・
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by dmm8649 | 2007-12-25 21:43

頑張ってる

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久しぶりに雨が降った。 台所の横に今はひっそりと立っている桜木のひとえだの先に 最後の一葉が 雨風に打たれて 揺れている。何故だか 未だ散らないでと祈る気持ちになる。 夕方薄明かりに透かしてみたら 葉っぱさんはまだがんばっていた。 何だか逆にエールを送られたような気がする。
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by dmm8649 | 2007-12-25 03:13

愛しき生き物達 1

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昔 犬が 怖かった。
親戚の家の玄関にいた犬は 私の怖がりを察知していて 呼び鈴を押そうとするまえに
私を見据えてほえ立て 家人に 怖がりの来訪を告げた。或る時  鎖の長さの加減か
足を噛まれる事態が発生した。 まだ小学校の高学年だった私は ますます
犬が怖いものになった。
ところが 背の君様は大の犬好き! しかも 戌年!
団地に引っ越して一週間たつやたたずの夜 ジヤンバーの前を膨らませてご帰還。
ジッパーを下ろすと ワンちゃんが出現! ワアーどないしたん? 捨てられとったんや、
はらへらしとるわ、なんぞくわしたって。・・・・・・・
団地の掟もあって 一晩おとめしただけで お引取り願ったけれど 以来 ワンちゃんは
可愛いものに 変換した。現在我が家には 老女犬四匹が存在。
この写真のワンちゃんは 勝手に私が惚れ込んだワンちゃんで  この春始めて
泊めて頂いたお家の バーミンという  実に心の広い男の子の犬。
お庭の前が 道を隔てて 穏やかな美しい湖。 くたびれ果てた私が 濡れ縁に座って
湖をぼんやり眺めていたら 横に寄り添うように座ってくれて 私が立ち上がるまで
付き合ってくれた。 お陰でどれほど慰められただろう。
先日そのお宅に寄ったら この夏大病を患ったという彼は 私達の声のするお部屋の
硝子戸の直ぐそばで 私達の方を向いてまどろんでいた。
何とも愛しきワンちゃんなのだ。
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by dmm8649 | 2007-12-22 21:36