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彼岸花

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日の明るい午後に帰社するという 滅多に無い移動の中で あぜ道等に 噴出すように
咲いている まんじゅしゃげ。 直立のかたちで咲く 炎のような華・・・・・。
その時期がくると こうして いたるところの畦に 直立の群団が現れる不思議・・・・。

幾代もの人の思いの吹上なのだろうか・・・。
先年 T先生の作品を拝見に 上野美術館の日展に伺ったとき 日本画のコーナー
で息をのむほど美しく いえ怪しいほどのすごさを秘めた 一面彼岸花で埋まった
大きな作品に遭遇して 暫く動けなかった事を思い出した。
それが 女流作家のものであったので とても納得の行く気がした。
その華群の真ん中に立ったら 恐らく めらめらと音を立てて燃え出すのではないかと
一瞬 不安に思ったほどだった・・・・・。
軸が天に向かってまっすぐに 屹立しているのも すごいと思う
なよなよせず しっかりと そのエネルギーを 放出しているように見える。

生き様として 風の吹くままに そのままにあるのも 大切。
自分の生きる軸足が どこにあるのか 周囲と同じ生き物として 同調する事も大切。
けれども 自分の 一個人としての内面の軸足は 直立も有りではなかろうか・・・・。
ぼんやりと 流れ去る車窓を見やりながら 取り止めも無いことを思うひと時・・・。
by dmm8649 | 2008-09-23 11:43