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見学の道行にて

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なにしろ勉強不足で 栃木県が かつて日本一の麻の産地であったことを 
はじめて知った。 かつて 阿波の国徳島県が 日本一の藍の産地で栄えたように
栃木も 麻お大尽がたくさんいらっしたそうで そのかたがたの寄贈された 数々の見事な
御祭りの山車が保存され このショットのような 建物も寄贈されたひとつとの事。
今このたてものは 美術館として利用されている。
先の郷土資料館の中には みごとな彫り物のほどこされた山車が 二基 展示されていた。
こうした 公共物に惜しげもなく寄贈のお金を出された方々を 本当のお大尽だと思う。

麻畑の見学をその日のうちにしなければ 日程がたりないので かなり 短縮視察に
なったけれど 今も残る 麻問屋さん など 学芸員のSさんは 案内したかったようだ。
かつてはどの町内も 多くの方々が麻にかかわる御仕事をしておられた由。
丈夫な麻は 神事の しめなわや神官のかたの衣服のみならず  織物 麻袋 麻縄
下駄のはなおの芯 懐炉灰 漁網等など 各々製麻の方法もあったろうけれど 
たくさんの生活シーンに溶け込んでいた。 藍が化学染料に駆逐されたように
麻もナイロンロープなどに駆逐されただけではなく 何よりも 大麻として栽培禁止令が
戦後かのGHQに出されて以来 みごとに下火になった。
今も世界で禁止されている国は 日本と 南米の一箇所だけと聞いて これも驚きだった。
それなりの理由はあるのかもしれないのだが・・・・・・。

 
by dmm8649 | 2008-09-06 20:03