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至福の休日・・・・・1


予定通り 8時30分 出雲駅前発の 路線バスに 乗り込む。
宿が目の前だから 本当にありがたい・・・どうも この日は 「くにひきマラソン」(国引き・・・神話による)
というイベントの開催日だったようで 同じバス停から 参加者らしき人たち 役員らしき人群れを運ぶ 
出雲大社行き 臨時シャトルバスが 運航されていた。
正直 雨と風 何より さむ~い・・・・。 
このような日でも 実行されるのはおそらく 予報が 回復に向かっているからなのだろうか・・・・。

路線バスは 楽しい・・・細い道も含めて 生活路線を走るので いろいろな発見がある・・・・。
立派な松の木が 目につく・・・普通の民家の駐車場や お庭先・・・枝ぶりが見事なのだ・・・・。
なんとなく 風格を覚える。 一昔前のままのたたずまいで 造り酒屋さんや 和菓子屋さんも
目につく・・・。 こうしたたたずまいがまもられているのは 本当にうれしい・・・・。 観光を主軸として
経済の回転が緩やかなのかもしれないけれど それは私達のところもそう・・・・今まで いかに
合理的でスピーディかが 善し悪しの判断基準だったかもしれない・・・・それで 切り捨てられる
ものも多かった・・・が これからは 違う。 私は そう思う。 
やっと 様々な見直しが始まったと思う。 漠然と とりとめもなく いろいろ感じながら 意外と早く
出雲大社に到着・・・・駆け足で 東照宮へ行った時のことを ふっと思い出す・・・
バス停あたりの雰囲気は なんとなく 共通するものがあるようだ・・・・。

大社を過ぎると すぐに 稲田姫にちなんだであろう稲田浜という 広やかな砂浜に突き当たり 
こから バスは次第に 山道に差し掛かる・・・・雨は 雨故の風情がある・・・・。
ゆっくり登ってゆく片側に まぎれもない日本海が 広がり始める・・・。所々に様々な屹立を見せる
白波の立つ岩礁・・・水の色が濃く見える・・・・。 思いこみが払しょくできないのかもしれないけれど
おそらく 水温も 阿波の海岸とはことなるにちがいない・・・。 ふっと この海を渡って渡来してきたで
あろう 先人を思う・・・・ かなり 急カーブな七曲り道の 小さな入り江に 貼りつくように 数軒の
人家が まさに肩を寄せ合うような感じで ところどころ見える・・・・ところによっては 廃村のような
かんじのところもあれば 民宿を兼ねたところもみえる・・・・。 
やがて山路の下のほうに 朱塗りの立派な神社がみえる・・・・らせん状の道をゆっくり下って
その朱塗りの見事な神社が 日御岬(正しくは みさきは 石へんの漢字・・・)で 終点だった。
漢字が 石 なのも 岩礁の多さを表すのかもしれない・・・・。

本当に何の予備知識も持たず あきれるほど呑気な 小旅行・・・けれども たった一人の乗客を
丁寧に運んでくださった運転手さんにお礼をいって 広場に降り立つと 小雨が降り続いていた…。
そして半端でない寒さなのは確か・・・。あの Y様も震えていらした阿寒湖畔ほどではないけれど・・・。
誠に立派な神殿で しかも 参拝者は 私一人・・・・・恐れ多いような想いにとらわれながら 
正門前で 深く一礼をして 境内に踏み入らせていただいた・・・たしかに すがすがしくて
勿体ないほどの聖域なのだと 鈍い私でも 感じることはできた・・・。
by dmm8649 | 2010-02-11 22:14