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美術館探訪記・・・・2

ふと見れば 場内に結構な人影があるにもかかわらず 実に 深いしずけさ・・・・・。
それぞれが 足音さえも忍ばせて 一つ一つ 食い入るように見入っておられる…。
このように美しい空間を 共有できるということも 思えば幸せなことだ・・・・。
一まわりで でてしまうのは惜しくて 印象深いところを 何度も行きつ戻りつ・・・・・。
折り紙も 素晴らしい芸術だと 改めて 感じ入った。
切り紙細工も しかり・・・・・。 小笠原流の 奉紙の折り方の 何と多様なこと・・・!

そうだ・・・昔は 写本が当たり前だった。 写経は 信仰につながるけれど 写本という作業は 何度も
噛みしめるような思考とともに 頭にはいっていったのではなかっただろうか・・・・。
そういえば昔 図書館から借りてきた貴重な本は 私の時代 要所要所も含めて 写本をたびたび
したことを思い出す・・・。 情報量の多種多様化と大量化に伴って コピーという便利さ チップに収める
という簡便さ・・・・。 時代に合わせての変化を否とは言わないけれど 時々 見直してみるのも
大切かもしれない・・・・。 情報量の多さ 即 内容の深さ とは結びつかないものだろうから・・・。

最後に出口の手前のところに 現代の様様な手すきの和紙のサンプルが ひろげられていて
「どうぞ触ってお楽しみください」という粋な計らいのコーナーが 作られていた。
別な感動にとらわれながら 何度も 目をつむって手触りを楽しませていただいた…。
それぞれの産地 それぞれの作者の 手すき作業の紙の持つ やわらかさ・・・・ぬくもり・・・・。
人間が人間のために人間による作業で作ったもの・・・・それはそれで 素晴らしいものが沢山ある。
ふと 今回のロボットアームなどの最先端技術と 手染めなどのハンドメイド作業との接点を
考えさせられたことなど 思い出しつつ 美しいものを見せていただけた充実感に浸りながら
乗りなれた大江戸線の大門経由 品川バスターミナルへむかった。
by dmm8649 | 2009-10-05 21:13