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塗香 


単純に ずこう と打ち込むと 図工 しか出てこないから まだ 珍しいことのうちに入るのかも
しれない・・・・・。

初めて 塗香を体験させていただいたのは 町田宗鳳先生の 三日断食だった。
座禅に入る前に 手のひらに薄茶色の微粉末を頂戴して 両のてのひらで 丁寧にすりあわせ
その香りをふかく吸い込ませていただく・・・・・ お線香などの 抹香とよくいわれている香りの系ながら 
なんとも不思議な 静かな香りだ・・・・。 沈静効果が非常に高いものなのだろう・・・・。
同じ香りでありながら 双手にすり合わせているうちに 体温 湿り気 体臭などにより それぞれ個別な 
香りに 変わってゆく不思議・・・。

その後 錬堂さまを存じ上げるようになり この塗香は ますます 身近なものになっていった。

古来 さまざまな樹皮などが用いられていたのだろう、 確かに 物静かな植物系の 香り・・・・。
人種的に その長い食習慣 生活環境などで 恐らく 西洋の人達よりは 体臭の薄い民族ながら
単に 現代の香水やオーディコロンなどのように 体臭カバーに使われるよりは 精神的な面にウエイトが
置かれていたのだろう・・・・・発祥の地が どうも インドであるらしいのも 気温の高さによる 発汗
腐敗臭などの 現実的な効果から 端を発していたかもしれないけれど 仏教発祥の地であることを
思えば 当然ながら 精神的な面の効果が 最も重要視されたにちがいない。

有難いことに 昨今は携帯の塗香いれを送って頂き 香道にたけたすてきなMさんに 私なりのお香を
作っていただいて 持ち歩いている。 スケジュールがかなりハードだった夜など 入浴をすませて
眠りに就く前のひと時 両の掌にすり合わすその行為も 静かに香りを吸い込むことも 感謝の想いと
ともに 深い休息の眠りに導かれる思いがする。

ともあれ 何をとっても 本当にありがたいことばかりだと しみじみ思う。    ありがとうございます。
by dmm8649 | 2009-05-05 11:22