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知性の恋人・・・・

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九州出張の折 博多駅前で 大阪・神戸では 見かけると購入していた BIG ISSUEを バス停脇の
コンクリート柵の上に並べていた 珍しく若い人からわけてもらった。 アメリカを無銭旅行して戻ってきて
これから沖縄に行くのだという がっしりした若者・・・・彼の眼は何をみてきただろうか・・・・と思いながら
譲り受けた。その号の表紙には どこかでたびたび見かけたことのあるひとが 誠実そうな人間味をあふれさせて写っていた。この本とかかわることになったエピソードが書かれていて 表紙の通り 温かい人間性が
感じられ 好感をもった。 

先日上京して 健康博覧会終了後 名古屋に向かうまでの半日 I氏に付き合ってもらって H先生の
新しいアトリエを訪問した。 そこで 先生から 三中信弘氏の 系統樹の 興味深いお話を伺った。
日経サイエンス2009年4月号の 茂木健一郎と愉しむ科学のクオリアという シリーズ記事のコピーを
頂戴した。 若い時は医学の道を目指されたという 理知的で聡明なH先生・・・手渡されたコピーに
あの表紙の人が・・・。
確かに 楽しい記事だった。 そもそも 藍のEM栽培のEM育ちの種の話から進展したことだった。
ダーウインのあの「種の起源」にまつわること等など・・・・ やはり 私の眼鏡越しの思い込みを 反省
させられた。 移動の車中で目を通すうちに この茂木健一郎さんの書物を もっと読んでみたくなった。

思いがけないことが重なったそのためにこそ 一日延びた出張のおかげで 浜松で ゆったりとした
有難い時間を頂くことになった。 急な呼び出しにも飛び出してきてくれたKさんとの 楽しいランチタイム 
私自身が頂いた「元気」・・・・ 煙るようなおだやかな浜名湖・・・・かみしめるような人生の一こまの
語り合いと励ましあい・・・・
Kさんの穏やかな波長が 私ののんびりした波長と よく合うのかもしれない・・・・。
年齢でいえば親子なのだけれど 私は今生を心尽くして渡りきってゆく同志として 大切な友人だと
思っている。
その彼女に 投宿の駅前のホテルまで送り届けてもらい チェックインを済ませてすぐに 駅ビルには
必ず書店があることを思い 茂木さんと三中さんの本を探しに出かけた。 最新型の大型書店が 
有難いことに オープンしてまなしだった。店内の検索機を使ってサーチすることしばし・・・・・。
大枚はたいて六冊の新本をかかえて帰ることになった。
先輩N氏が感動されたという野中健さんの「自然と国家と人間と」  三中信宏さんの「系統樹思考の世界」
村上和雄先生の「遺伝子オンで生きる」  茂木健一郎さんの「クオリア立国論」と「今 ここからすべての
場所へ」 そしてふと見つけた懐かしい佐治晴夫先生の「女性を宇宙は最初につくった」という ユーモラスな
一冊・・・・。
読みやすいエッセイ集 今、ここからすべての場所へを開いているのだが その 深さに感動した。
このみずみずしい視点には 如実に現代のさなかを生き切る感性には 本当に引き込まれる。
逃げもかくれもしない いま ここにある自分をしっかり生きる姿があるからこそ 冷静で客観的な
脳の科学ができるのだと実感した。

誤解を恐れずあえて言えば ご本人様には申し訳ないけれど その知性に恋をするということもある。
私の恋人が 二人になってしまった・・・・!その一人が 佐治晴夫先生で 新たに巡り合ったのが
茂木さんということになる・・・・。 ゴメンナサイ。

でもこうして 思う書物が購入できること 読めること わくわくできる事 何とありがたく幸せなことだろう
本当に ありがとうございます。
by dmm8649 | 2009-03-22 20:40